超効率勉強法を読んだ
最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法
- 作者:メンタリストDaiGo
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2019/03/05
- メディア: 単行本
2019年の12月末ごろから読み始めて昨日読み終わったので読書メモです。
読み終わったその日じゃなく、1日空けてからまとめ
を書くことで記憶に残りやすいと思ってます。
メンタリストDaigoさんの学習に関する本です。イラストなども多いのでスラスラ読めました。
目次と一言まとめ
1章 やってはいけない!7つの勉強法
学生時代に紹介されたハイライトや語呂合わせなど計7つの勉強法が効果的ではないとして紹介されています。2章 「超効率勉強法」の基本
効果的な勉強法の共通点はアクティブラーニングとして、想起と再言語化の2つのアプローチで具体的な手法が紹介されています。3章 学習効果を激しく高める!「勉強前」7つのテクニック
学習の効果を高めるために、勉強開始前にやると良い7つの手法が紹介されています。4章 記憶の残り方が変わる!「勉強後」5つのテクニック
勉強した後に記憶への定着を促すためにやると良い5つの手法が紹介されています。5章 上級者向け!勉強の効果をさらに高める7つの学習習慣
2章からさらに効果的な方法として7つの手法が紹介されており、個人的には一番参考になった章です。6章 才能の差はこうして超えろ!地頭を良くする科学的トレーニング
地頭を後天的に良くする方法としてワーキングメモリーとマインドセットについて紹介されています。
明日から取り入れたいポイント
本を読んで明日から取り入れたいと思ったポイントを、勉強前、勉強中、勉強後に分けて紹介します。
勉強前
知っていることを書き出す
まずは知っていることを書き出す。
新しいことを学ぶときは、いま自分が知っている情報をもとに学ぶので事前に思い出すことで効果的に理解しやすくなるそうです。
音楽を正しく使う
勉強中は無音が良いが、音楽を聴くと気分が良くなるので、休憩時間や勉強前に好きな音楽を聴くと良い。
ピアプレッシャーでやる気を出す
仲間からのプレッシャーをうまく使う。
なるべく集中している人が多い環境や、モチベーションが高い人の多い環境に身を置くようにする。
勉強中
クイズ化
想起の手法の一つとして紹介されていたクイズ化。
テキストを見ながらノートを取っても脳には定着しないので、ここをまとめたいと思ったら、本を閉じてまとめたい内容を思い出しながら自分の言葉でまとめる。
分散学習
脳の定着までは時間がかかるので、一定の時間がたった後に復習する。
自己解説/ティーチングテクニック
再言語化の手法の一つとして紹介されていた自己解説とティーチングテクニック。
自分が理解しているのか確認するつもりで、自分に対して質問を投げかける。これでわかった気になるのを防ぐことができる。 また、学んだ内容を自分ではなく人に説明するのも効果的。教えるつもりでもOK。
エンジニアならラバーダックとかは有名ですね。
ひとりごと学習/マルチモーダル学習/ジェスチャー法
ひとりごとをしながら学習すると集中力も上がり、記憶への定着率も上がる。 これは自己解説と合わせて使えると思いました。 また、マルチモーダル学習として、多くの感覚を使って学ぶのが良さそうです。 ここはジェスチャーをしながら学習すると良さそう。
勉強中にも運動する
立ちながら勉強すると脳の血流がよくなって、頭が良くなるのでスタンディングデスクを活用する。 あとは定期的に体を動かすようにすると良さそう。読書の時は特に部屋の中で歩きながらできそう。
音楽を正しく使う
勉強中は無音 or 自然音。
勉強後
昼寝
昼寝の効果は明白。10分の昼寝でも集中力や生産性が上がるらしい。 あと昼寝ができない人は何もしないで目をつぶるだけでも効果的。自分はなかなか寝れないので目をつぶるところから始めると良さそう。
運動
運動は脳の働きが良くなり、記憶の定着率も上がる。 勉強後の5分運動してみたり、定期的に体を動かすと良さそう。
ワーキングメモリー
最後に地頭を良くするポイントとしてワーキングメモリーについて。 コードを書く時にいろいろな情報を頭の中で整理するときに、うまくできないときが多いのでワーキングメモリーを鍛えることをやると良さそうでした。
運動やDNBをやるのはもちろんだけど、面白いのは筆記開示。不安なことがあると、そこに脳のリソースが取られるので集中できないっぽい。 不安なことを何でもいいから書き出すだけでも効果的みたいです。
最後に
Daigoさんの動画はニコニコ動画でも見てるので知っていることもいくつか出ていましたが、1つのトピックについて集中して学べるので、この本を読んで良かったです。 さくっと読めるので、一回読むのをおすすめします。